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【朗報】不細工論、全生物に当てはまる真理だった可能性あり

レス数: 3 閲覧数: 71
名前:リキッド◆QyN6i3K6OA
ID:1390dec9c2

クジャクの羽根がなぜあのような形態に進化したかは、ダーウィンを悩ませた。あんな重たいものをもっていては、飛ぶことも早く走ることもできず、自らの身を捕食動物の餌食に差し出すようなものだ。生存になんの役にも立たないばかりか、かえってマイナスになる。

 この難問に対してダーウィンの出したこたえは、「性淘汰(配偶者選択)」だった。なんらかの理由でクジャクのメスがオスの美しい羽根を好むようになれば、オスは美しい羽根を進化させる(メスの選り好みによって、より美しい羽根の遺伝子をもったオスだけが子孫を残すことができる)。これが何百世代、何千世代とつづけば、オスの羽根は生存の限界まで巨大化するだろう。

 ところがこの「性淘汰」説は、当初からはげしい批判にさらされた。その先頭に立ったのが進化論の共同発見者で、ダーウィンの「自然淘汰」説を熱烈に擁護したアルフレッド・ウォレスだ。

 二人はどこで袂を分かったのか。ダーウィンが自然淘汰と性淘汰を進化の両輪と考えたのに対し、ウォレスが進化の原理はひとつだけで、性淘汰は自然淘汰の一部だと見なしたことだ。

 クジャクの羽根がより大きく、より美しくなるのは、そのようなオスをメスが選り好みしたからだ。ここまでは両者は同じだが、ウォレスの自然淘汰=適応主義では、大きく美しい羽根はオスが生存・生殖に適したよりよい遺伝子をもっていることの指標だと考える。重たい羽根をひきずりながら生き延びて成長し、左右対称の美しい模様を描けるオスは、寄生虫などに侵されず、健康で頑健な優れた遺伝子を子どもに受け渡すことができるのだ。

 それに対してダーウィンは、適応主義だけではクジャクの羽根の美しさを説明できないと考えた。その目的が健康で頑健は遺伝子を示すことだけなら、あんな極端なものを進化させる必要はないではないか。――これはのちに、ロナルド・フィッシャーが「ランナウェイ効果」として説明した。メスの選り好みとオス同士の競争が共進化することで、羽根の進化が「暴走(ランナウェイ)」するのだ。

 ダーウィンの性淘汰説の問題は、自然淘汰の適応に代わる性淘汰の原理がないことだった。生存・生殖の適応でないとしたら、いったいなんのためにメスは選り好みするのだろうか?

 中南米の熱帯雨林でバードウォッチングに夢中になり、メスを誘うオスたちの複雑精妙なディスプレイに驚いたプラムも、ダーウィンと同じように、これほど美しいものを自然淘汰だけで説明することはできないと考えた。そして大胆にも「適応主義」と並立するもうひとつの進化の原理、「審美主義」を提案する。

 審美主義とは、要するに「美しいものに魅かれる」ことだ。プラムは、ヒトや霊長類など一部の「高度な知能をもつ」哺乳類だけでなく、トリや昆虫に至るまで、生き物の多くは「美」の感覚をもっているとする。オスとメスの非対称性によって、オスが「競争する性」、メスが「選択する性」になった場合、メスの「主観的な美の感覚」によって、オスは自然淘汰の適応を超えより美しくランナウェイ進化する。――これは「美の生起」仮説と呼ばれる。

 進化の基底に自然淘汰があることは間違いないが、生き物の美しさの多くは、性淘汰による「美の進化」の賜物だとプラムは主張したのだ。



https://diamond.jp/articles/-/241537

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  • Re: 【朗報】不細工論、全生物に当てはまる真理だった可能性あり (No.1)

    名前:ああ
    ID:57055adcd6

    王がこの普遍的摂理を数年前から見抜いていた事実

  • Re: 【朗報】不細工論、全生物に当てはまる真理だった可能性あり (No.2)

    名前:ああ
    ID:3f746c84c6

    ヒトの場合は「美」だけでなく「知能指数」も淘汰の条件に加わってくるんやろな

  • Re: 【朗報】不細工論、全生物に当てはまる真理だった可能性あり (No.3)

    名前:ナナヲアカリ
    ID:1e7845adc5

    美、知能指数、身体能力、先天的家庭環境

    これが人間の淘汰の四大条件だぞ、どれが欠けても童貞は卒業出来ない

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